近年BtoBビジネスにおいても注目を集めている「インテントデータ」を使った検索が、「Papattoクラウド」で可能になりました。(2025年3月までβ版として提供)
■営業リストの精度を上げる「インテントデータ検索」
自社のサービスや関連するサービスに、興味や関心を持っている企業、導入を検討している企業がピックアップできれば、営業活動はとても楽になりますよね。インテントデータの活用で、それが実現できるのです。
インテント(Intent)とは「意図・目的」という意味があり、インテントデータは企業がWeb上で意図を持って行動したデータを指します。意図が反映される検索クエリや閲覧履歴などを分析することで、その企業が、いま、何の情報を収集しているのか、何に興味関心があるのかがわかります。インテントデータを元に判明した潜在顧客に対して効率的にアプローチする営業手法がインテントセールスです。
興味関心を持っていたり、導入を検討している企業は、関連する専門分野の記事や導入事例、製品・サービスサイトを閲覧します。そのような行動をしている企業をリストアップして、営業アプローチを行えば良いのです。
従来の企業抽出ではそれができなかったため、受注になりそうな企業のリストを作成していました。今回の機能追加により、Papatto クラウドでは、25種類のインテントタグでその分野に関心のある会社を検索できるようになりました。(インテントデータ提供元:アイティメディア株式会社)
加えて、企業活動を260種類のタグとして企業属性に付与した「マーケティングタグ」を掛け合わせた企業の抽出が可能です。また「部署名リスト」の併用により、抽出した企業の中でもターゲットとなる部署に絞ったリストが手に入ります。
■営業リスト作成例
事例1:
デバイスセキュリティ(ワンタイムパスワード・シングルサインオン・電子署名・PKI・生体認証・認証デバイス・情報漏えい対策・暗号化・EDR・サイバー攻撃等)
- ①インテントタグ「デバイスセキュリティ」で検索 → 1,567社
- ②マーケティングタグ「ISMS認証取得企業」を掛け合わせ → 406社
- ③会社規模を「上場会社」に絞る → 136社
- ④部署名リストで該当136社の「情報システム部門」を抽出
事例2:
CX/顧客管理(CRM・SFA・CTI・ヘルプデスク・Webアクセス解析・チャットbot等)
- ①インテントタグ「CX/顧客管理」で検索 → 679社
- ②リードを多く持っていると思われる「展示会出展」企業をマーケティングタグで掛け合わせ → 315社
- ③所在地を「東京都、神奈川県」に絞る → 217社
- ④部署名リストで該当217社の「営業企画部門」を抽出